所長短信 2019年

12月 一年の歩みを感謝して

12月 一年の歩みを感謝して

早いもので、今年も師走となりました。皆様いかがお過ごしでしょう。

水泳選手の池江璃花子さん(私も応援しています!)は、今も重い病気と闘っていますが、彼女は、病床からツイッターの書き込みに「神様は乗り越えられない試練は与えない。」という聖書の一文を寄せていました。

じつは、聖書にはこの文の続きがあって、「試練と共に逃れる道を備えている」と記されています。ここで「逃れる道」と翻訳されている言葉は、本来は「出口」という意味の言葉で、神が試練を与えるとき、その試練には必ず出口が備えられているというのです。思えば、弊事務所の歩みも、今年も決して平坦な道のりではなかったかもしれません。しかし、私自身、いつも試練には出口があると信じているからこそ、前向きに進むことができたのだと思っています。いま、関与先様の中にも、試練の途上で心の折れそうな方がおられましたら、ぜひ、試練には必ず出口があるんだと信じて、前を向いて力強く進んでいただきたいと願っています。

そういうわけで、今年も多くの皆様に事務所をお引き立ていただき、支えていただいたお陰で年末を迎えることができました。本当にありがとうございます。

来たる2020年は、事務所創業70周年を迎えます。皆様と共に喜び、共に泣いて70年。これからも共に喜び、共に泣いて、前進あるのみだと思っています。どうぞ来年もよろしくお願い申し上げます。皆様にとりましても、2020年が収穫の多い一年となりますことを祈念しております。(税理士 忠岡 博)

追記 12月28日(土)~1月5日(日)は休業いたします。

11月 今年もTKC経営支援セミナーを開催します。

11月 今年もTKC経営支援セミナーを開催します。

いつも弊事務所に格別のお引き立てを賜り、ありがとうございます。先日、堺商工会議所創立140周年記念式典で、50年以上の永年会員表彰の楯をいただきました(写真)。正直、50年といっても私自身は何も貢献していませんが、祖父の時代から3代にわたって皆様に可愛がっていただき、支えていただいたその証として、感謝して、楯を大切にいたします。

さて、TKC経営支援セミナーを、本年も、来たる11月13日(水)午後3時から、弊事務所の第1応接室で開催することになりました。今回のテーマは「会計とICT(情報通信技術)で会社を強くする」にしたいと思います。政府の科学技術基本計画(ソサエティ5.0)に基づき、弊事務所も今日まで電子申告やマイナンバー対策に取り組んできましたが、いま、私たち税理士の業界では、その情報通信技術をさらに一歩進めて、経理事務の合理化や「会計で会社を強くする」ために活用する動きがどんどん加速しています。弊事務所が所属しているTKC全国会は、いまやその最前線、最先端を走っています。そこで、今回のセミナーでは、TKC全国会が会社経営に役立てていただくために開発しているシステムの数々を紹介したいと考えています。お忙しいこととは思いますが、ぜひご参加ください。

なお、参加ご希望のかたは前日までに弊事務所に電話でご一報願います。

よろしくお願いいたします。(税理士 忠岡 博)

11月 今年もTKC経営支援セミナーを開催します。

10月 いよいよ消費税は複数税率に。

10月 いよいよ消費税は複数税率に。

お彼岸が過ぎ、ずいぶん日の落ちる時刻が早くなりました。皆様いかがお過ごしでしょう。過日、同志社大学で開催されたシンポジウムに弊事務所の職員が参加した際、大学の掲示板の大書されていた揮毫を撮影してきてくれました(写真)。この「自分自身を愛するように隣人を愛しなさい」という言葉は、弊事務所の企業理念「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」に通じます。

さて、10月1日より消費税が増税され、いよいよ複数税率が導入されることになりました。ミネラルウォーターは飲食料品なので8%ですが水道水は必ずしも飲用とは限らないので10%だとか、みりんは酒類なので飲食料品から除外されて10%ですが日の出新味料のような「みりん風調味料」は8%だとか、オロナミンCは飲食料品なので8%ですがリポビタンDは医薬品なので10%だとか、本当にややこしくて頭が痛くなります。こんな制度がこれから走り出すとなると、まだまだ、いろいろと疑問点や戸惑う点が出てくることと思います。

しかし、こういう時こそ、税の専門家である私たちを頼っていただきたいと思います。きっとこれから、政府も想定していなかったようなケースが出てくることでしょう。そんなときは、ぜひ一緒に考えていきましょう。私はいつも、弊事務所のことを、任せておけば自分は知らない「お任せ型」の事務所ではなく、あくまでお客様との対話を重視した「対話型」の事務所だと申しております。対話を通して、共に喜び共に泣くだけでなく、「共に考える」事務所だと思っています。そのことが「寄り添う」ことだと思っています。

今月も弊事務所をよろしくお願い申し上げます。(税理士 忠岡 博)

10月 いよいよ消費税は複数税率に。

9月 これからも、「愛」をとことん実践します。

9月 これからも、「愛」をとことん実践します。

残暑お見舞い申し上げます。

皆様にとって、今年はどんな夏でしたか。私は、お盆休みを利用して、長野県の「サンクゼールの丘」を訪問しました(写真)。ジャムやワインを作っている株式会社サンクゼールさんの農場や工場があるところです。喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣く、そんな愛の溢れる事務所を目指している私にとって、同じく愛を大切にして事業を展開しているサンクゼールさんから、きっとたくさん、見習うべき点があると思ったからです。

私たちが誇れる、他の事務所とは違う企業文化は何か。私も所長就任以来ずっとそれを考え続けてきたのですが、結局、それはやはり、愛をもって職員一人一人に寄り添い、関与先様の一人一人に寄り添ってきた創業者の精神だと思うのです。たしかに2代目所長の忠岡清はあまり「愛」などということを言いませんでしたが、それは2代目ゆえの宿命。2代目は創業者を越えなければならず、常に創業者と違うことを考えなければならなかったからでしょう。しかし、3代目の私としては、やはり今こそ、創業者の精神に立ち返り、それを受け継いで次代に引き継ぐことが大切だと思うのです。特に今はAI(人工知能)の時代ですから、今こそ絶対にAIにはできない本当に愛を、とことん実践していきたいと願っています。

さて、消費税増税直前対策セミナーを開催します。9月11日(水)午後3時から5時まで、会場は弊事務所です。参加ご希望の方はお電話ください。今月も、弊事務所をよろしくお願い申し上げます。(税理士 忠岡 博)

追記(10月13日):サンクゼールの丘を訪問したとき、長野駅から丘の麓の牟礼駅まで、しなの鉄道に乗車しました。車窓から見える風景はのどかな田園地帯でしたが、台風19号による千曲川の氾濫のために今は大変な水害に見舞われていることを聞き、心が痛みます。被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

9月 これからも、「愛」をとことん実践します。
9月 これからも、「愛」をとことん実践します。
9月 これからも、「愛」をとことん実践します。

8月 暑中お見舞い申し上げます。

8月 暑中お見舞い申し上げます。

先月、「今年もいよいよ夏本番」と書きましたが、早すぎました。やっと梅雨が明けました。毎日蒸し暑いですが、皆様いかがお過ごしでしょう。

さて、弊事務所は、平成25年より経営革新等支援機関に認定されておりましたが、このほど、近畿財務局および近畿経済産業局での更新手続が完了し、令和元年7月5日から5年間、引き続き認定支援機関の業務を行えることになりました。認定支援機関の業務には、税理士業務に付随した財務諸表の作成等のほか、中小企業等の経営状況の分析、事業計画の策定支援・実行支援(「経営革新計画」の策定支援等)などがありますが、最近は、(1)特例事業承継税制(法人向け)、(2)個人版事業承継税制、(3)商業・サービス業・農林水産業活性化税制、(4)生産性向上特別措置法による支援(先端設備等導入計画)、(5)中小企業経営強化法による支援税制(経営力向上計画)など、認定支援機関による支援を前提とした国の制度が増えてきていますので、弊事務所がお役に立てる場面がこれからますます増えてくることと思います。今後とも、弊事務所をよろしくお願い申し上げます(これらの業務につきましては、基本的には、通常の税理士業務とは別の手数料をいただくことになります)。

なお、来たる8月13日(火)から16日(金)まで、弊事務所はお盆休みをさせていただきます。前後に土曜日・日曜日・振替休日があるため、今年は8月10日(土)から18日(日)まで長いお休みをいただくことになり、皆様にはご不便をお掛けいたしますが、私個人の携帯電話は移動中等でない限りいつでも繋がりますので、よろしくお願い申し上げます。

今月も、弊事務所をよろしくお願い申し上げます。(税理士 忠岡 博)

7月 愛の溢れる事務所であり続けるために

7月 愛の溢れる事務所であり続けるために

今年もいよいよ夏本番。皆様はこの夏、どんな計画を立てておられることでしょう。常に健康にだけは留意したいものです。

さて、私たちの事務所は「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」を経営理念とし、常に愛が溢れる事務所であり続けることをモットーにしていますが、しかし、そうは言っても事務所も人間の集まりです。時には対立することもあれば、ギスギスしたり、ギクシャクしたりすることもあります。愛が溢れるどころか、愛とは程遠い険悪で邪悪な空気が事務所に充満することもあります。そこで、所長としては、愛の溢れる事務所であり続けるために、職員一人一人がいつも次の4つのことを心がけるよう呼びかけています。

(1)年下の者に対しても、もちろん年上の者に対しても、まずは自分がとことん謙虚になって、相手の話をきっちりと聞くこと
(2)人に話すときは、感情的になったり、イライラしたり、怒ったりせず、いつも柔和であること
(3)お互いに、自分の間違いには厳しく、しかし他人の間違いには寛容であること
(4)お互いに、旅行者におもてなしをするようなつもりで、相手に対してとことん親切にすること

以上、「謙虚」「柔和」「寛容」「親切」が愛の要件であることは聖書にも記されており、じつに2000年も昔から、この4つを実践することが愛の基本であると語り継がれてきたわけです。まずはこれを所内で実践することによって、お客様にも愛を持って接することができるものと考えます。

6月8日(土)・9日(日)、日本税法学会の大会出席のため、明治学院大学へ行きました。ヴォーリズ建築の礼拝堂(写真)が映えるとっても美しいキャンパスでした。今月も、弊事務所をよろしくお願い申し上げます。(税理士 忠岡 博)

7月 愛の溢れる事務所であり続けるために
7月 愛の溢れる事務所であり続けるために
7月 愛の溢れる事務所であり続けるために

6月 消費税のセミナー開催は、もう少し様子を見てからにします。

6月 消費税のセミナー開催は、もう少し様子を見てからにします。

今年は早くも5月から暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょう。私も、いつの間にか「アラ還」と呼ばれる年代に差し掛かり、ぼちぼち事務所の次世代への事業承継について考えてゆかなければならない時期になりました。もちろん、私は、生涯この仕事を続けていくつもりですが、この事務所を、創業者が思い描いていたような「未来永劫に続く事務所」にするために、例えば税理士法人に改組するなど、これから時間を掛けて、事業承継が円滑に進められる態勢を作っていかなければならないと思っています。

世界最古の会社といわれる金剛組の39代目・金剛利隆氏の著書『創業1400年』(ダイヤモンド社、2006年)によると、会社が長く続くために大切なことは、

(1)確かな技術を持つ人材を育てること
(2)後継者は血縁以上に能力で選ぶこと
(3)原点を忘れないこと

の3つなんだそうです。

(1)については、これからも所員一同ますます研鑽を積んでいきたいと思っています。
(2)については、私の場合は必然的に血縁以外の人から後継者を探すことになりますが、どのような人が相応しいか、これからしっかりと見極めていかなければなりません。
(3)については、いつも申していますように、喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣く事務所の原点を、これからもきっちりと受け継いでいきたいと願っています。

さて、衆議院解散、衆参同時選挙になりそうで、それに伴い、消費税の増税や軽減税率導入の雲行きが怪しくなってきました。そのため、以前からご案内しております消費税のセミナー開催は、もう少し様子を見てからにしたいと思います。

もうすぐ公開される映画『アンダー・ユア・ベッド』に出演している女優の西川可奈子さんが弊事務所にお越しくださいました(写真)。今月も弊事務所をよろしくお願い申し上げます。(税理士 忠岡 博)

6月 消費税のセミナー開催は、もう少し様子を見てからにします。

5月 令和元年の幕開けです。

5月 令和元年の幕開けです。

いつも格別のお引き立てを賜り、ありがとうございます。

ついに元号が改まり「令和元年」となりました。「令和」の出典は万葉集だそうですが、偶然、私がいつも読み親しんでいる聖書にも、「わたしがあなたに与える命令は平和」という言葉があるのを見つけました(イザヤ書60:17)。もし元号が時代を一言で言い表すものであるならば、本当に読んで字のごとく、争い、妬み、憎しみのない平和が、これから先もずっと続きますように、そのような時代を私たちが作っていかなければならないと命じられているのだと、私個人は理解しました。

それはさて措き、30年前、「昭和」から「平成」に変わった時もそうでしたが、元号の変わり目は、経営者にとって心機一転のチャンスでもあります。30年前の「平成」になった時にも、同時に心機一転して社名を変更した会社が弊事務所の関与先様の中にありました。それこそ、社名はその会社を一言で言い表したものですから、社名を見直すことは、会社の存在意義を見直し、事業目的や経営理念を見直すことに繋がります。もちろん、私は必ずしも御社の社名を変更することをお勧めしているわけではありません。しかし、どの会社にとっても、新しい時代を迎えた今、この新しい時代をどのように生きていくべきか、いま一度わが社の存在意義、事業目的、経営理念を見つめ直すことには大きな意義があると思います。

この新しい時代、関与先の皆様も私どもも、共に前を向いて新しい一歩を踏み出すことができますことを願ってやみません。(税理士 忠岡 博)

5月 令和元年の幕開けです。

4月 桜が美しい季節になりました。

4月 桜が美しい季節になりました。

今年も、事務所前の合同庁舎の桜の花が美しい季節になりました。私にとって、一年で最も好きな季節かもしれません。合同庁舎の桜もきれいですが、事務所の近くでは、熊野(ゆや)小学校の裏にある超善寺の桜も見事です(写真:2018年4月撮影)。ぜひ弊事務所へお越しの際は超善寺まで足を延ばして、お花見に行かれることをお勧めします。毎年、お寺の静寂な佇まいの中で、桜も無言でありながら、しかし力いっぱいに咲き誇っています。

今年もおかげさまで、所得税と消費税(個人事業者)の確定申告を無事に終えることができました。弊事務所の場合、何せ件数が多いため、3月15日ギリギリまでお待ちいただいたお客様もおられ、本当に申し訳なく思っています。しかし、私自身も事務所の職員たちも、一件一件、真剣に、丁寧に仕事に取り組ませていただきました。この期間、私も頭がオーバーヒートしそうなぐらい、ほんとに、いっぱいいっぱい頭を使いました。

弊事務所が、特に個人の確定申告を数多く手がけているのは、いつも頑張っておられる個人事業主のかたがたを大切に考える事務所の創業以来の方針によるものです。創業者忠岡そう吉は、堺市役所の税務課で徴収の仕事に携わってきた経験から、中小・零細企業や個人事業主を大切にする税理士を志したのでした。

いつも弊事務所に格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。今後とも、弊事務所をよろしくお願い申し上げます。(税理士 忠岡 博)

追記 天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律の施行に伴い、弊事務所は4月27日(土)から5月6日(月)まで休業させていただきます。

4月 桜が美しい季節になりました。

3月 ご新規様の確定申告受付を終了しました。

3月 ご新規様の確定申告受付を終了しました。

少しずつ春の日差しを感じるようになりました。皆様はいかがお過ごしでしょう。弊事務所は、確定申告のご新規様の受け付けを終了し、あとは既存の関与先様分を残すのみとなりました。あとひと踏ん張り、頑張っています。

さて、広島の安部知格税理士がfacebookに懐かしい写真を載せておられたので、私も思わず反応してしまいました。TKCの本社の展示を撮影したそうです。弊事務所では、現在はTKCのクラウドサーバーで財務や税務の計算処理を行っていますが、私が子供の頃は、写真のような機械で紙テープに穴を開けてデータを作成していました。子供心に、この紙テープがいかにもコンピューター!!って感じがしてカッコ良かったのを覚えています。弟と二人で紙テープのデータを解読する真似をして「東京湾に怪獣が現れました!」などと言ってよく遊びました。この時代は、この紙テープを巻き取って計算センターに郵送し、大型コンピューターで計算処理をしていました。やがてデータ伝送の方法は「ザーッ、カキーンコキーン」と音のする電話回線(ダイヤルアップ回線)に変わり、その後いくつかの変遷を経て現在のクラウドになりました。

まだまだこれからも計算処理の方法や仕事の仕方は進化していくことでしょう。しかしそれでも、喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣く私たちの思いは、決して時代が変わっても変えてはならないと思っています。

今月も弊事務所をよろしくお願い申し上げます。(税理士 忠岡 博)

3月 ご新規様の確定申告受付を終了しました。

2月 個人の確定申告受付中

2月 個人の確定申告受付中

事務所の中がだんだん慌ただしくなってまいりました。JR西日本の快速電車の車内にも近畿税理士会の広告がお目見えしました(写真)。いよいよ今年も本格的に確定申告のシーズンが到来しました。

私たち税理士にとって、確定申告の繁忙期は体力勝負のようなところがあります。そんな中で私が最も心掛けていることは「規則正しい生活」です。生活のリズムが狂うとたちまち体調を崩し、仕事の能率が急激に落ちますからね。ほんとうにこの時期は気を遣います。

さて、昨年の世相を表す漢字が「災」であったことに象徴されるように、平成30年は台風、豪雨、地震等の被害に遭われたかたが多く、そのため所得税の雑損控除をなさるかたも多くおられるのではないかと予想しています。雑損控除は、災害、盗難または横領により、日常生活に必要な住宅、家具、衣類、現金などの資産について損害を受けた場合に、所得税の計算に際して一定の金額を控除するものです。被害に遭われたかたは、いちど弊事務所にご相談ください(ただし、棚卸資産や事業の用に供される固定資産・繰延資産、山林、生活に通常必要でない資産等が受けた損害については雑損控除の適用がありませんのでご注意ください)。

今月も弊事務所をよろしくお願い申し上げます。(税理士 忠岡 博)

近畿税理士会ポスター

1月 あけましておめでとうございます。

1月 あけましておめでとうございます。

2019年、皆様はどんな新年を迎えられましたでしょうか。

弊事務所は、AI時代の到来による目まぐるしい世の中の変化に対応し、関与先の皆様にますます充実したサービスを提供するため、事務所内の諸制度の見直しを進めています。特に本年からは、その一環として、1つの関与先様ごとに1名の職員を担当者として付ける従来の体制を廃止し、創業者の忠岡そう吉が所長だった頃のように、複数の職員でチームを作り、チームで1つの関与先様を担当する体制に戻すことにいたしました。そのことによって、弊事務所の経営理念「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」の精神を今まで以上に深く掘り下げ、チームとして、税務・会計を中心に関与先様の経営に踏み込んで対峙できるプロフェッショナル集団を作ることを目指しています。軌道に乗るまでしばらく試行錯誤が続くと思いますが、関与先の皆様におかれましては、どうか温かく見守っていただきたく、よろしくお願い申し上げます。

もうずいぶん昔話になりますが、かつて、「俺たちの旅」というテレビドラマがありました。鎌田敏夫さんの脚本が秀逸でした。登場人物のカースケ(中村雅俊さん)、オメダ(田中健さん)、グズ六(秋野太作さん)、ワカメ(森川正太さん)たちは、みんな本気で喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣いていました。無論、ドラマが描く青春群像と私たちの目指すプロ集団とは異なります。しかし、本質的には、私たちも彼らのように、本気で共に喜び、共に泣けるチーム作りをしていきたいと願っています。

本年も、弊事務所をよろしくお願い申し上げます。(税理士 忠岡 博)